2. 【恐怖に震えていたアブ】治療とケアで少しずつ変化
保護されたアブは、そのまま動物病院へ搬送されました。
診察の結果、年齢はおよそ8歳と推定されたそうです。長い間過酷な環境で生きてきた影響もあったのか、全身の皮膚も深刻な状態でした。
保護当初はほとんど動くことができず、とても静かに過ごしていたといいます。
保護後しばらくの間、アブ人が近づくだけで恐怖から体を縮こませてしまうことがありました。
それでもスタッフたちは、アブのペースに寄り添いながら治療とケアを続けました。
すると保護から15日後、アブは初めて鳴き声を聞かせてくれたといいます。
その小さな変化は、アブの心の中に再び希望が芽生え始めた証のように感じられたのでした。

