2. オルカンとS&P500の運用成績を比較してみる
投資先の違いだけでなく、実際の運用実績も気になるところでしょう。
ここでは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のパフォーマンスを比較します。
2.1 オルカンの運用実績
オルカンの基準価額及び純資産総額の比較

出所:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をもとにLIMO編集部作成
2026年6月22日時点における「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の実績は以下のとおりです。
- 設定日:2018年10月31日
- 設定来のトータルリターン:+283.06%
- 過去5年間のリターン:+151.72%
- 過去1年間のリターン:+42.42%
- 過去6カ月間のリターン:+15.36%
- 過去1カ月間のリターン:+3.32%
2.2 S&P500の運用実績
続いて、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の実績を見てみましょう。
- 設定日:2018年7月3日
- 設定来のトータルリターン:+345.36%
- 過去5年間のリターン:+175.94%
- 過去1年間のリターン:+40.01%
- 過去6カ月間のリターン:+13.08%
- 過去1カ月間のリターン:+2.36%
2.3 長期ではS&P500、直近ではオルカンが上回る結果に
両ファンドは設定時期が異なるため単純比較はできませんが、設定以来のリターンを見ると、S&P500のほうが高い成績を残しています。
一方で、過去1年間の実績ではオルカンがS&P500を上回っています。
直近では、米国以外の地域へも投資しているオルカンが相対的に好調だったことがうかがえます。
2.4 投資スタイルによって選択肢は変わる
S&P500は米国市場の成長を集中的に取り込める一方で、米国経済の動向に大きく左右されます。
対してオルカンは、世界各国へ分散投資することで特定地域への依存を抑えやすい特徴があります。
どちらも高い運用実績を示していますが、将来も同じ成果が続くとは限らないため、自身がどの程度のリスクを受け入れられるかを踏まえて選ぶことが重要でしょう。
