子どもがいると、ご近所や保育園、幼稚園、学校などで親同士の付き合いがさかんになりますよね。子どもたちが安心して楽しく毎日を過ごすためにも、ご近所や親同士のつながりがあったほうがいいと考える人もいることでしょう。とはいえ、お互いに人間ですから何でも許せるわけではありませんよね。今回は、ママたちが頭を悩ませるご近所トラブル、保育園トラブルについて実際にあった出来事を聞いてみました。
お誕生日会で大事な物がなくなった…
あるお化粧品メーカーで働くAさんは、子どものお誕生日会で痛い目に遭ったと言います。Aさんの子どもが通う保育園は和気あいあいとしていて、親同士も比較的仲が良く、穏やかな付き合い方ができていたのだそう。
そんな中、親同士のライングループで誕生日を迎える子どもを持つ親に「おめでとう!」とラインし合うことがありました。「〇〇くん、今日誕生日だよね! 〇〇くんも、4年前に頑張って産んだ〇〇くんママも、おめでとう!」などとお祝いメッセージを送り合っていて、そこまでは本当に心温まる交流だったと言います。
しかし、次第に「〇〇ちゃんはお誕生日会しないの?」と毎回聞く人が出てきました。そう聞かれると不思議とみんな、「今度の日曜日、お誕生日会やるから来てね」と答える流れに。それぞれ自宅に招いて盛大にパーティーをやっていたのだと言います。
ついにAさんの番が回ってきて、「Aさんのところはお誕生日会はいつ? 今度の日曜日? ぜひ呼んでね!」と言われてしまい、一度は断ったもののお誕生日が近いほかの子と合同ということでAさん宅で開催することに。当日は、Aさんも料理の腕をふるい、なんとかやり過ごしたのだそう。しかし、問題はみんなが帰ってからのこと。
旦那さんが「集めていた趣味のグッズがない」と言い始めました。大事にしていた戦艦のプラモデルがなくなっていたのです。そこで心苦しいながらも、ライングループで「戦艦のプラモデル、知っている人いない? 紛れ込んじゃったかも…」と伝えると、周囲から「疑っているの?」「誰かが持って行ったと思っているの?」と言われる羽目に。結果的に誰も持っていないと言い、旦那さんのプラモデルは帰らぬまま。
Aさんは「子どもの手の届くようなところに子どもが好きそうなものは置いておかないほうがいい」「絶対に誰にも見せない部屋を作っておくべき」と語っていました。Aさんは仕事中もラインが次々と来て、精神的にかなり疲弊したとのこと。誰かを家に呼ぶときには人を立ち入らせない部屋を作り、そこに大事なものや金目の物を置いておくようにしたほうがよさそうですね。