「ほったらかしでも毎年咲いてくる花があったら…」「ナチュラルガーデンを純白の花で埋めつくしたい」

そんな願いを叶えてくれる花のひとつ「オルレア」を今回は紹介します。

純白の花は、ナチュラルガーデンにもぴったり。手間をかけずにたくさんの花を楽しみたい方にも、ぜひ試してほしい植物です。わが家の庭に植え付けた年から、ほったらかしで育てている写真とともに紹介しますね。

※本記事の情報は執筆時点(2026年6月16日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。

1. ナチュラルな佇まいの〈繊細な白い花〉が美しい「オルレア」

わが家の庭で満開に咲く6月上旬のオルレア1/8

満開に咲いているオルレア

著者撮影/オルレア

花壇がパッと明るくなるほど素敵な、純白の花を春から初夏にかけて咲かせてくれるオルレア。草丈は30cm~50cmほどと高さもあります。日本の過酷な夏を乗り切るのは難しいので、一年草扱いされることが多い多年草です。

ところがこのオルレア、わが家の庭では、毎年秋になるとこぼれ種が発芽して、初夏には満開に花を咲かせるというサイクルを繰り返しています。

・参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

2. オルレアを毎年咲かせるコツは……お手入れを「しない」こと

実は1株だけ植えたものが、こぼれ種でこんなに広がりました2/8

満開に咲いているオルレア

著者撮影/オルレア

ホームセンターや園芸店に行くと、オルレアは苗で販売されています。

わが家の花壇でも、最初は1苗を植え付けました。あれこれ手間をかけず、ほぼ「ほったらかし」で育てていたところ、環境が合っていたのか、こぼれ種が自然に落ちて、発芽し、翌年は1苗分よりもたくさんの花を咲かせてくれました。

より具体的にお話すると、初夏の満開が過ぎても、花がら摘みをしたりせず放置していたところ、種ができて土に落下していました。その種が、夏が終わって秋になると、次々に発芽して成長を始めました。

この自然の流れを邪魔しないこと、花が終わってもそのまま「ほったらかし」がポイント。少し見苦しくなりますが、種が土に落ちるまではさわらないことが、翌年たくさんの花を咲かせるコツですよ。

3. たった1苗からスタートして、花壇を覆いつくした〈オルレア〉

1苗植えたときから10年後も満開のオルレア3/8

満開に咲いているオルレア

著者撮影/オルレア

わが家では、約10年くらい前に植えた1苗のオルレアが、こぼれ種でどんどん広がり、花壇を覆いつくすほどに広がるようになりました。

毎年お手入れをしないで花を咲かせたいなら、花が咲き終わった後も「ほったらかし」にすると、環境が合っていれば、こぼれ種から発芽して育ってくれます。

ほぼ手間いらずで、毎年、絨毯のように広がる純白の花を楽しめるというコスパの良さも魅力の植物です。

ただし、隣の家が近い、花壇が狭いなど、あまり広げたくない場所では、種ができる前に花がら摘みを行い、シーズンの終わりに咲いている花を少しだけ残すようにしておくと、適度な量のこぼれ種で毎年楽しめますよ。

4. 純白の花のリレーが美しい、〈フウロソウ(ゲラニウム)〉と〈オルレア〉

フウロソウが終わった後に咲き始めるのでリレーにできるかも4/8

満開に咲いている白いフウロソウ

著者撮影/フウロソウ

オルレアは純白で背丈も少し高くなるのですが、どんな花と組み合わせても素敵です。

おすすめは、フウロソウ(ゲラニウム)とのリレー花壇。フウロソウの花が終わったころからオルレアが咲き始め、花壇を長い期間、純白の花でいっぱいに飾ることができますよ。

5. ナチュラルガーデンに、ガーデニングの節約にも

オルレアはナチュラルガーデンにも似合います2/8

満開に咲いているオルレア

著者撮影/オルレア

オルレアは「ほったらかし」で育てるのがコツと言っても過言ではないほど、「手間いらず」で花を咲かせてくれる植物です。わが家の庭では、何もしなくても自然に種を作って、毎年花を咲かせてくれています。

逆に、種ができる前に花がらを摘んでしまったり、抜いたりしてしまうと、こぼれ種が落ちず、翌年はあまり咲かなくなってしまうことも。

「ほったらかし」で花を育てたいとき、ガーデニング代を節約したいとき、ナチュラルガーデンに白い花を咲かせたいとき、まずは1苗、植えてみてくださいね。翌年から、少しずつ広がる華やかな純白の花を楽しめると思います。

Instagramでは動画でわが家のオルレアのようすを紹介していますので、併せてチェックしてみてくださいね。

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