「年金以外に2000万円はないと老後生活を乗りきれない」という金融庁が公表した報告書が世間を騒がせました。
働けるうちにしっかりと資産運用を行い、老後の準備をすべきだというのは真っ当な主張でしょう。しかし、そもそも自分が将来のための年金にいくら払っていて、将来どれくらいもらえるのかを把握していない人も多いのではないでしょうか。
当然年金は人によってもらえる額が異なります。自分が将来、年金をいくらもらえるのかの試算をしたうえで資産運用をすることが大切です。
そこで本記事では自分の年金を確認する方法をご紹介します。
誕生月に送られてくる年金定期便を確認しよう
自分の誕生日の月に日本年金機構から「ねんきん定期便」が送られてきます。ねんきん定期便が送られてきたら、中身をしっかり確認してみてください。
・納付額
・年金加入期間
・加入実績に応じた年金額
・老齢年金の種類と見込額(50歳以上のみ)
これらを確認することができます。
50歳未満と50歳以上では様式が異なります。とくに35歳、45歳、59歳の節目年齢に送られてくるねんきん定期便は封書で詳細な履歴が送られてくるので、しっかりと確認しておきましょう。