金利の上昇傾向が意識される昨今、変動金利で住宅ローンを返済中の方やマイホーム購入を検討している方にとって、今後の返済額の動向は家計を左右する大きな関心事でしょう。

本記事では、ローン残高1000万円、残りの返済期間10年、現在の金利0.3%という具体的な条件を設定し、金利が1%上昇した場合のシミュレーションを行います。

毎月の返済額がどのように変化するのかを具体的に試算しましたので、将来の安定した資金計画を立てるための参考にしてください。

1. 金利上昇局面で確認したい固定金利(フラット35)の最新動向

変動金利からの借り換え先として検討されることが多い固定金利は、一般的に変動金利よりも先に上昇し始めるという性質を持っています。

そのため、今後の金利動向を予測する上では、住宅ローン固定金利の代表的な指標である「フラット35」の金利水準を確認しておくことが重要です。

直近のデータによると、フラット35の金利は最低が3.21%、最高が5.48%という水準で推移していることが分かります。

全体として金利は上昇傾向にあり、固定金利への移行を考える際には、こうした市場の変化をタイムリーに把握することが求められます。