4. 遺族年金生活者支援給付金、受給状況「全国7万件超」40〜50歳代が中心
厚生労働省が公表した『令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況』によると、2025年3月末時点での遺族年金生活者支援給付金の受給件数は、全国で合計7万7707件にのぼります。
年代別の内訳は以下の通りです。
- 20歳未満:5687件
- 20〜29歳:529件
- 30〜39歳:7881件
- 40〜49歳:3万4072件
- 50〜59歳:2万7828件
- 60歳以上:1710件
データを見ると、受給者の中心は40歳代から50歳代の中高年層で、全体の大部分を占めていることがわかります。これは、遺族基礎年金を受け取る配偶者が子育て世代であることが多いという背景が影響していると推測されます。
また、20歳未満の受給者は子ども自身が対象となるケースで、60歳以上の受給件数は少ない傾向が見られます。どの年代であっても、この給付金は遺族の家計を支える重要な役割を担っているといえます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)