2. 遺族年金生活者支援給付金、支給額「月5620円」前年所得479.4万円以下が支給要件
遺族年金生活者支援給付金を受け取るためには、次の要件を満たす必要があります。
- 遺族基礎年金を受給していること
- 前年の所得額(※)が479万4000円以下であること(扶養親族の人数によって上限額は変わります)
※ここでいう所得には、障害年金や遺族年金などの非課税収入は含まれません。所得は、収入全体から給与所得控除などの必要経費を差し引いた金額を指します。
2.1 給付額の詳細と計算方法
もし、給付の対象となる子どもが2人以上いる場合は、この5620円を対象人数で均等に割った金額が、それぞれの子どもに支給されます。
3. 遺族年金生活者支援給付金、子ども3人受給対象者「どうやって分ける?」
例えば、3人の子どもが遺族基礎年金を受け取っているケースでは、1人あたりの給付額は月額1873円となります。これは、基準額の5620円を3人で割って計算された金額です。
計算過程で50銭未満の端数が出た場合は切り捨て、50銭以上1円未満の端数は1円に切り上げて調整されます。なお、給付額は法令の改正などによって変更される可能性がある点に注意が必要です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)