SNSからの情報は、24時間365日常に発信され続けています。子どもがお昼寝をしているときや、夜中の授乳中などにSNSチェックをするという人も多いことでしょう。実際筆者も我が子が赤ちゃんのとき、いけないとはわかっていながらもついついスマホに手が伸びてしまっていたうちの一人。アプリを開くだけで身近な人から有名人まで、さまざまな人の近況や情報を知ることができ、SNSを開くことがクセになってしまっていました。

赤ちゃんや子どもが起きている間は、なかなかスマホが触れないという人も多いことでしょう。抱っこをしていないと泣いてしまったり、ママがスマホを触ると自分も見せてほしいと近づいてくる子どもがいれば、SNSの情報をチェックする時間もなかなか確保できません。

しかし、ひっきりなしにSNSからの通知は届きます。実はそんな状況が、ママの疲れを悪化させている可能性も否定できないのです。“見たいのに見れない”というストレスだけでなく、子どもたちが寝静まったときこそママの休息タイムでもあるわけですが、その時間にSNSをじっとチェックしてしまう。この状態では、ママの体は1日中フルで活動していることとなってしまいます。

SNSやネットへアップされる情報に翻弄されてしまうとなれば、身も心も休まらないのは明確。SNSの情報を数日チェックしなくても、自分の近況をしばらくアップしなくても、何も問題はないのです。どうか自分の体に蓄積された疲労へ目を向けて、子どもたちと一緒に体を休めてください。そうすれば、また翌日子どもと一緒に笑っていられる自分を取り戻せるのではないでしょうか。

川西 まあさ