毎日の子どもの世話や家事に奮闘しているママの中には、育児に協力してくれない旦那へのうっ憤がたまっている人も多いのではないでしょうか。専業主婦や共働きにかかわらず、「ワンオペ育児」はとても大変なものです。ここでは、育児に参加しない旦那さんのパターンや解決方法について紹介します。
育児に参加しない旦那にイライラするのは考え方の違いが原因?
近年、女性の社会進出にともない、出産後に仕事に復帰する女性も増えています。お互いが外で働くのなら、育児や家事は分担しようという考え方が広まりつつある中で、現実には女性に育児や家事の負担が重くのしかかっているのが現状です。
また、専業主婦の人でも、育児や家事には休みがないので、体力的にも精神的にも辛い思いを抱いている人もいるでしょう。
最近では、「育メン」という言葉が表すように、育児に参加しようとする男性が増えています。そうしたママの育児が軽くなるような動きがある一方で、ママの旦那に対してのイライラはいまだ多いといえるでしょう。
育児に関して旦那にイライラしてしまうパターン
実際の夫婦の育児の場面で、妻が旦那にイライラしてしまうパターンにはさまざまなものがあります。ここでは、育児中のママが旦那に不満を持ちやすい場面をピックアップしてみました。
子どもが寝着いたところで帰ってくる
仕事や飲み会で夜遅く帰ってくる旦那さんが、寝ている子どもを起こしてしまうことも。ただ、「せっかく寝かしつけたのに…」とイライラしてしまう気持ちを抑えて、短い時間でもわが子を一目見ようとする旦那さんの気持ちを大切にしましょう。
あまり子どもと関わってくれない
男性の中には帰宅後、子どもにではなくスマホやゲームに夢中になってしまう人も少なくありません。子どもの情緒的な発達には父親の関わりが不可欠。夫婦で話し合って、ゲームやスマホの時間を決めましょう。
周りへの育児アピールがすごい
子どもの世話をしてくれるのはうれしいのだけれど、ママからするとちょっと手伝ってSNSを通してアピールすることに疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。四六時中子どもの世話をしている妻から見れば、イイところ取りのようで面白くありません。SNSで育児アピールをする男性は、ある意味周りの承認欲求が強い証拠です。ここは、旦那さんを人前で褒めるようにして、育児にもっと参加するように促しましょう。
子どもがグズっているのにあやさない
子どもが泣き出すと、あやさないですぐに妻に渡そうとする男性は多いものです。もしかしたら、旦那さんはどうしたらよいのか分からないのかもしれません。赤ちゃんが母乳を飲みたがっているのならママの出番ですが、オムツや他の理由であれば、旦那さん自身に対処してもらいましょう。
育児中に旦那にイライラしないための解決
旦那さんを育児にもっと参加させたいと考えている女性は多いでしょう。男性の中には、気が向いたときに育児に参加する人や、育児は女性の仕事と考えている人が多いのが現実です。ここでは、旦那さんにもっと育児参加させる方法には以下のものがあります。
旦那さんへの声掛けを工夫する
旦那さんがほんの少しでも育児に参加してくれるのなら、当たり前と思わずに、褒めたり、感謝の言葉を使いましょう。ほめられて嫌な気持ちになる人はいません。注意したいのは、自分のやり方と手順が少し違ったときに、小言を言ってしまうことです。旦那さんにアドバイスをしたいときは言い方を工夫して、相手に嫌な思いをさせないことが大切です。
旦那さんに子どもを預けて、リフレッシュ時間を作る
育児中に旦那に対して不満を持たないようにするためには、ママ自身がうまくストレス発散させることも大切です。旦那さんの仕事が休みである週末は、家族揃ってお出かけもよいものですが、たまには旦那さんに子どもを預けてリフレッシュしましょう。ママはストレス発散になり、旦那さんは育児に関われるので一石二鳥です。
期間限定で母親業を担当させる
男性の中には、主婦業の大変さについて理解していない人の方が多いものです。夫婦で話し合っても育児への協力を得られない場合は、旦那さんの仕事の休みを利用して、数日間母親業を経験させてみるのも1つの方法です。旦那さんが育児や家事を1人でやれば、ママ側の苦労がようやく分かり、今後育児に協力的になるでしょう。
まとめにかえて
育児に関心を持つ男性が増えつつある中で、まだまだ女性の育児負担がのしかかっている状況が多くあります。旦那さんが育児参加への意義を見出せるように、関わり方を工夫しながら、夫婦で力を合わせて子育てをしていきたいですね。
mattoco Life編集部