夏本番。子どもが蚊に刺されやすくて、頭を悩ませているママは多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。そこで今回は、子どもが生まれてから5年間、試行錯誤しながら編み出してきた対策をご紹介します。
刺されないようにする工夫あれこれ
まずは、なるべく肌を露出しないことが基本中の基本。我が子は、保育士さんの助言もあって、夏でも長ズボンを穿いています。
とは言え、長ズボンは暑いので、これで熱中症などほかの症状が出てしまったら本末転倒。そこで、なるべく薄手の、ゆったりとした長ズボンを探しています。
今のところのベストは、ベルメゾンの「ハンカチが入るポケット付きレギンスパンツ」。レギンスですが、他のメーカーのものと比べるとゆったりめです。
素材も薄手ながら綿95%なので、肌が弱い子どもでも安心して着られます。デザインもいろいろとあり、着るものにこだわりがある子どもも納得させられるはず……です。
続いて、夜だけではなく、日中にもシャワーをすることを心掛けています。蚊は汗のにおいを感知して近づいてくると言われているので、できる限りこまめに汗を洗い流した方がよいと思うからです。
我が子は汗疹体質というところもあるので、その対策も兼ねて、水遊び気分でシャワーへと誘っています。シャワーができない場合は、濡れタオルなどで拭いたり、着替えさせてあげたりしてはどうでしょうか。
そして、虫除けスプレーも、いろいろと試しています。赤ちゃんの頃はとにかく安全性を重視して、肌に優しく香りもいい「PERFECT POTION アウトドアボディスプレー エクストラ」 を愛用。
大きくなってきてからは、ママ友の間でも「これは強力!」と評判な「フマキラー スキンベープミスト」を入手。ただ、虫除けスプレーに関しては、それぞれの年齢や肌に合わせて慎重に選んでください。
なお、家に蚊が侵入することの対策としては、ベランダに「KINCHO 虫コナーズ」を吊り下げる、「アースおすだけノーマット スプレータイプ」をコマメに振りまく、在宅時間が長い場合は蚊取り線香を使う(100均で売っているミニサイズを、同じく100均で売っているふた付きの蚊取り線香入れにセット)などをやっています。
これだけやっても刺されてしまった場合は?
これも保育士さんに聞いたのですが、刺された場所を清潔にし、保冷材などで冷やすと腫れや痒みを抑えることができます。薬を塗る前に、身近にあるもので応急処置をしてあげたいですね。
もちろん、最大の対策は薬です。今は子ども向けの市販薬も数多く販売されていますが、筆者は皮膚科で相談して、処方していただいた薬を塗るようにしています。やっぱり最も効果があり、安心できるからです。
いかがでしょうか。たかが虫刺され、されど虫刺され。子どもの繊細な肌を守るためにも、できる限り気を配ってあげたいですね。
ただし、これらは、ひとりのママとしての筆者の体験談ですので、参考にはしていただきつつ、それぞれの子どもの肌や環境に合った対策を練っていくことがベストだと思います。
まだまだ心配な季節は続きますので、親子ともに蚊に負けずにがんばっていきましょう!
高橋 美穂