暖かな日差しとともに、本格的な初夏の訪れを感じる季節になりました。お庭やベランダのちょっとしたスペースを見渡したとき、「もう少し立体感が欲しい」「爽やかな緑を取り入れたい」と感じることはありませんか。

そんなときにおすすめしたいのが、大きくなりすぎず扱いやすい「低木」を鉢植えで育てることです。足元の草花だけでなく、少し高さのある植物をプラスすることで空間に奥行きとリズムが生まれます。

鉢植えであれば、限られたスペースでも取り入れやすく、日当たりや風通しなどの環境に合わせて鉢を移動させることも可能です。今回は、日当たりから明るい半日陰の場所を好む、初夏におすすめのおしゃれな常緑低木を、参考価格とともに紹介します。

1. この記事で紹介する「鉢植えのシンボルツリーにおすすめの常緑低木」

フェイジョア1/8

フェイジョア

PatrikStedrak/istockphoto.com

  • フェイジョア:5〜7月にトロピカルな花が咲き、裏側が白みがかった美しいシルバーリーフも楽しめる果樹です。
  • ギンバイカ(マートル):初夏に甘い香りの白い愛らしい花を咲かせる、光沢ある葉が美しいハーブの一種です。
  • ウエストリンギア:細かな葉と繊細な小花を持ち、風にそよぐような軽やかで洗練された樹形が魅力の低木です。

2. 鉢植えのシンボルツリーにおすすめの【常緑低木3選】初夏に美しい花も楽しめる

鉢植えのシンボルツリーとして育てやすく、コンパクトにまとまる常緑低木たち。

花が咲いていない季節も、洗練された葉の姿が空間を彩ってくれます。ここでは、初夏の明るい日差しに似合うおすすめの3種を詳しく見ていきましょう。

2.1 トロピカルな花とシルバーリーフが美しい「フェイジョア」

フェイジョア2/8

フェイジョア

demamiel62/shutterstock.com

5月から7月にかけて、赤と白のコントラストが美しいエキゾチックな花を咲かせるフェイジョア。裏側が白みを帯びたシルバーリーフも美しく、花のない時期もカラーリーフとしてお庭をスタイリッシュに演出してくれます。

日当たりが良く、水はけの良い環境を好みます。ある程度の耐寒性と耐暑性を備えており、比較的育てやすいのが特徴です。成長が穏やかで剪定の手間もかかりにくいため、鉢植えでコンパクトに育てるシンボルツリーとして適しています。

自家結実性の高い品種を選べば、秋にはフルーティーな香りを持つ果実の収穫も期待できますよ。

※参考価格:2000円~5000円(5号ポット苗)

2.2 よい香りとふんわり愛らしい花が魅力の「ギンバイカ(マートル)」

ギンバイカ(マートル)3/8

ギンバイカ(マートル)

Michel VIARD/istockphoto.com

初夏にかけて、ふんわりとした愛らしい白い花を咲かせるギンバイカ。和名では「銀梅花」、ハーブとしては「マートル」の名で知られています。光沢のある小ぶりな葉が密に茂り、年間を通して美しい緑を保ちます。

葉や花から甘く爽やかな香りが漂うのも大きな魅力。日当たりの良い場所から明るい半日陰を好み、丈夫で比較的育てやすいため、初心者の方にもおすすめの低木です。

枝が細かく分かれるため、好みの形に剪定して美しい樹形を保ちながら楽しむことができます。

※参考価格:1500円~4000円(5号ポット苗)

2.3 ローズマリーに似た繊細な小花「ウエストリンギア」

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ウエストリンギア

Nahhana/shutterstock.com

細長く小さな葉と、ローズマリーによく似た繊細な小花が特徴のウエストリンギア。オーストラリア原産で、風にそよぐような軽やかで細かく枝分かれする樹形が、空間に洗練された印象を与えてくれます。

明るい場所と乾燥気味の環境を好むため、日当たりの良いベランダや軒下での管理に適しています。日照不足になると枝が間延び(徒長)しやすくなるため、しっかり日に当ててあげましょう。

過湿を嫌うため、水はけの良い土に植え、土の表面がしっかり乾いてから水やりを行うのがポイントです。

シルバーグリーンの葉を持つ品種や斑入り品種など、葉色のバリエーションも豊富に揃っています。

※参考価格:2000円~5000円(5号ポット苗)

3. まとめ

今回は、限られたスペースでも楽しめる、鉢植えのシンボルツリーにおすすめの常緑低木をご紹介しました。

鉢植えで育てるメリットは、お庭がなくても気軽に緑を取り入れられることや、植物の成長に合わせて配置を変えやすい点にあります。一方で、根詰まりを防ぎ元気に育てるためには、数年に一度、ひと回り大きな鉢への植え替えや、根と枝葉を適度に切り戻してあげるお手入れが必要になります。

日当たりや風通しなどの環境に合わせて鉢を移動させながら、少しずつ成長していく姿を見守るのもガーデニングの醍醐味です。

ご自身のライフスタイルや空間の雰囲気に合った植物を見つけて、初夏の暮らしに心地よい緑を添えてみませんか。

4. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧

さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。

植木鉢の号数とサイズ5/8

植木鉢の号数とサイズ一覧表

出所:LIMO編集部作成

植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。

  • 3号鉢…直径9㎝
  • 3.5号鉢…直径10.5㎝
  • 4号鉢…直径12㎝
  • 5号鉢…直径15㎝
  • 6号鉢…直径18㎝

これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。

植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。

植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1、2号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。

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LIMOガーデニング部