寄り道しなければ無駄遣いや衝動買いを避けることもできます。また、家がキレイだとその状態を維持しようと思うから洗濯物を溜め込んだり、ごみを放置したりしなくて家事がはかどるそう。一人の時間が好きになって、自宅で「居酒屋風おかず」や「プチイタリアン」などとテーマを決めて自炊もするようになったと言います。

さらにAさんは、服も日曜日の夜に1週間分の着回しを決めてしまい、「あの服、着たかったのに洗濯中だ」という事態をなくすようにしているのだとか。

毎朝慌ただしくその日のコーディネートを考えていると、「服がない!」と思ってしまいがち。しかし、余裕のある時に色々な組み合わせを試してみると意外と着回しができて、服を必要以上に買う必要がなくなるのだと言います。仕事やイベントの予定に合わせて服装を調整しておけるのもいいですよね。

こまめに利用中のサービスについて見直す

Aさんは空き時間を見つけると、すぐに利用中のサービスについてコストの計算をして見直す癖があると言います。見直しというと保険やローンなどのイメージがあるかもしれませんが、Aさんの場合はもっと身近で毎日使うものから見直していきます。

たとえば、1人の時間をより楽しむため動画配信サービスを契約しているAさん。これは、外で飲み会に参加したり映画を観たりするよりも月額費用が安く、家で好きな映画やドラマを観ていれば楽しく節約ができると考えたからだそう。しかし、動画配信サービスは様々で、それぞれ月額費用も違いますよね。配信内容と利用料金を常にチェックし、自分にとっての最適解を常に探しているのだと言います。

また、最近ではサブスクリプションサービスが充実してきていますよね。服やアクセサリーを貸し出してくれたり、雑誌や本が読めたりと多様々なサブスクリプションサービスが登場しています。普通に購入するのとサブスクリプションサービスを利用するのでは、どちらが安いのかということを常に比較検討してサービスの利用を停止したり、逆に使い始めてみたりするのだそうです。

まとめ

いかがでしたか。Aさんは色々な方法で上手に節約への意識を高めていました。自分なりに創意工夫をして節約できるのは素晴らしいことですよね。しかも、1つ1つはそれほど難しくないものばかりなのでぜひ取り入れられるものから試してみてくださいね。

大塚 ちえ