モノを大事に長く使うことは一見いい事のように思えます。

しかし、新しい家電の方が省エネ設計になっていて、ランニングコストがずっと安くなることも多いのです。

例えば最新のエアコンは1時間使って電気代が約16円なのに対し、10年前の機種は1時間で約20円も電気代がかかります。冷蔵庫に至っては10年前の機種と比較すると電気代は約半分。
トイレも昔のトイレは水を流すのに12リットルの水を使っていましたが、今の節水トイレは大4リットル、小3リットルの水しか使いません。

かのんこさんがいうには、節約だからと古いものを長く使い続けるのは逆効果になる可能性もあります。

(4)増税前の買いだめは無意味

もうすぐ消費税が上がるから、その前に何か買っておこうと思う方はおりませんか?かのんこさんは増税前には慌てて何かを買ったりしないそうです。増税前にまとめ買いするとしたらせいぜい「おむつ」ぐらいだそうです。

その理由をお聞きすると、「物の値段は需要と供給で決まるので、税金があがるからとまとめ買いをする人が増える時期よりも、増税後の方が買う人が減るので値段が下がる」と(思われる)とのこと。

今買わなきゃもったいない!と焦っても、いらないものまで買ってしまったら節約にはならないですよね。

ただし、お酒は軽減税率対象外なのでいつも飲むお酒が決まっている方は多少まとめ買いは有りかもしれません。

(5)保険会社のFPに家計の相談