2.4 可憐な小花が初夏から秋まで長く咲き続ける「ゲラニウム」

ゲラニウム5/10

ゲラニウムの花が咲いている。色は紫がかった青。

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風に揺れる柔らかい茎と可憐な小花が特徴の宿根草です。

初夏から秋にかけて長く咲き、「中景」に軽やかな動きを与えてくれます。日向から半日陰で育ちますが、梅雨時期の蒸れには気を配ってあげましょう。

本格的な雨の季節の前に、混み合った茎や葉を少しすいて風通しを良くしてあげると、夏を越しやすくなり、秋にもまた可愛い花を見せてくれます。

※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)

2.5 クッション状の花が洗練された動きを演出する「スカビオサ」

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スッと伸びた茎の先に、ふんわりとしたクッションのような花を咲かせるスカビオサ。初夏から秋まで次々と開花し、風にそよぐ姿が洗練された景観作りにぴったりです。

「中景」に配置することで、お庭全体に心地よいリズムが生まれます。

日当たりと水はけの良い場所を好みますが、やはり夏の多湿は少し苦手。風通しの良い涼しい場所を選んで、お水は土が乾いてからたっぷりとあげるようにしてくださいね。

※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

ティアレラとアスチルベで足元と背景に落ち着いた影のレイヤーを作り、日差しの届く明るい中景をゲラニウムとスカビオサが風のように抜けていく……。そんな植物たちの関係性をデザインするのも、お庭づくりの大きな喜びですね。

春から初夏、そして秋へと開花時期の異なる宿根草を組み合わせることで、次々と花が咲き継ぐ「リレー咲き」も味わうことができます。

過酷な日本の夏、風通しの確保などを工夫すれば、植物たちと一緒に上手に乗り切れたらよいですね。今回ご紹介した宿根草を迎え入れて、ナチュラルガーデンを育んでみてはいかがでしょうか。