1.3 補助の効果と現状
5月11日の時点で、ガソリンの店頭価格は169.4円付近になっています。
2週間前とほぼ同じ水準で推移している状況です。
仮に補助金がなかった場合、補助なし価格(209.1円)との差額は約39.7円。
39.7円という補助(4月30日の支給分)を投入することで、実際の店頭価格が169.4円付近になっています。
いかがでしたでしょうか。
先々週から39.7円だった補助単価が、今回は42.6円と、約43円にあがりました。
補助額が2.9円上昇したのは、中東情勢の緊迫化などを背景に「原油価格の上昇」と「円安の進行」によって、補助がない場合の想定価格がさらに上昇したと考えられるでしょう。
ガソリンスタンドでの販売価格は、各店舗の在庫の入れ替わりタイミングによって1〜2週間のタイムラグが出ることもありますが、今回の補助金増額によって、急激な値上がりにはブレーキがかかっている状態といえます。
5月の補助についても、引き続き注目が集まります。
参考資料
LIMO編集部
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。