3. 【ふるさと納税・医療費控除】申告内容は通知書のどこを見ればわかる?

確定申告やワンストップ特例制度を利用して申請した内容がきちんと反映されているか、以下の項目で確認することが可能です。

3.1 医療費控除が反映されているか確認する欄

医療費控控除は、所得から差し引かれる「所得控除」の一種です。

  • 確認する項目:「所得控除」の欄にある「医療費」の項目を探します。通知書の左側から中央あたりに記載されていることが多いです。

この欄に、ご自身が確定申告で申告した医療費控除の金額が記載されていれば、手続きは正しく完了しています。

3.2 ふるさと納税(寄附金控除)の確認ポイント

ふるさと納税による寄附金控除は、税金そのものから直接差し引かれる「税額控除」に分類されます。確認できる箇所は主に2つあります。

  • 確認する項目(1):「摘要」欄。この欄に「寄附金税額控除:〇〇円」といった形で金額が明記されています。
  • 確認する項目(2):「税額」欄にある「税額控除額」。市民税と県民税、それぞれの控除額の合計を確認します。

ふるさと納税の控除額が正しいか計算する目安

  • ワンストップ特例制度を利用した場合の計算式:「市民税の税額控除額」+「県民税の税額控除額」が、「寄附総額 − 2000円 + 調整控除額」と概ね一致するか確認します。

確定申告を行った場合は、所得税からの還付と住民税からの控除を合計した額が「寄附額 − 2000円」となります。住宅ローン控除など他の税額控除がある場合は、それらの金額も合算して表示されます。

もし申告した控除が記載されていなかったり、金額に明らかな誤りがあったりする場合は、お住まいの市区町村の税務担当課(市民税課など)へ問い合わせてみましょう。

3.3 【要注意】医療費控除の確定申告で「ワンストップ特例」が無効になるケースも

ふるさと納税で「ワンストップ特例制度」を申請済みであっても、医療費控除などを適用するために確定申告をすると、そのワンストップ特例の申請は自動的に無効となります。

このため、確定申告を行う際には、ふるさと納税の「寄附金控除」も忘れずに申告内容に含める必要がありますので、十分注意してください。