2026年5月12日、日経平均株価が+0.52%、TOPIXが+0.83%と、それぞれ上昇しました。
今回は、大引け後にバフェット氏の子会社による株式買い増しが明らかになった、三菱商事(8058)の一日の値動きや時価総額といった市況を振り返ります。
1. 三菱商事の株式取引概況(株価・時価総額など)
三菱商事の株式取引概況を見ていきましょう。
- 株価(終値):5,500円
- 前日比:+4.72%
- 始値:5,320円
- 高値:5,508円
- 安値:5,301円
三菱商事は5月12日、5,320円で取引をスタートし、直後に5,301円の安値を付けました。後場の寄り付き後すぐに5,508円の高値をつけ、結局今日の高値に近い5,500円で取引を終了。
前日比+4.72%と、5%近い大幅続伸となりました。
- 出来高:12,392,700株
- 時価総額:20,407,908百万円
- 売買代金:67,679百万円
- PER(会社予想):18.31倍
- PBR(実績ベース):2.13倍
- 配当利回り:2.27%
1.1 バフェット子会社が三菱商事株を再び買い増し
大引け後の15時30分過ぎに、米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社であるナショナル・インデムニティー・カンパニーが、関東財務局に変更報告書を提出。
これにより、三菱商事株式の保有割合が9.67%から11.06%へと、1.39%ポイント引き上げられたことが分かりました。
変更報告書によると、4月20日から30日まで、連日買い付けていた様子がうかがえます。
- 4月20日:802,000株
- 4月21日:726,500株
- 4月22日:937,500株
- 4月23日:1,089,600株
- 4月24日:1,080,500株
- 4月27日:1,024,700株
- 4月28日:853,300株
- 4月30日:1,652,300株
好材料を受けて、13日の三菱商事株の値動きが注目されます。
1.2 三菱商事の年間チャートをチェック
三菱商事株の1年間の値動きは以下の通りです。
もみ合いながら右肩上がりで推移しています。
4月以降はイラン情勢の緊迫化による不透明感や、本決算前の様子見で下落が続く局面もありましたが、上記のような買い支えもあり、足元は心理的節目の5,000円台をしっかり回復するなど堅調となっています。
三菱商事株の年間チャート1/1
出所:各種資料より筆者作成
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。
2. 三菱商事の企業概要のおさらい
次に、三菱商事の企業概要をおさらいします。
- 業種:卸売業
- 設立年月日:1950年4月1日
- 発行済株式数:4,022,391,153株
- 上場市場:東証プライム
- 上場年月日:1954年6月
- 決算時期:3月
- EPS(会社予想):236.13円
最後に株式投資関連の用語を分かりやすく解説します。
3. 用語解説 株式投資関連の用語を分かりやすく解説
3.1 出来高とは
証券取引所で売買された株式の数量。例えば、買い100株、売り100株の注文のもと取引が成立した場合、出来高は100株となります。
3.2 時価総額とは
上場企業の株価と発行済み株式数を掛け合わせたもの。企業価値を測るひとつの尺度として見られる。
3.3 PERとは
株価を1株当たりの当期純利益で割ったもの。同業他社の水準と比較したりするなどして、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。
3.4 PBRとは
株価を1株当たり純資産で割ったもの。帳簿上の純資産に対し、何倍の時価が付いているかという指標ともいえる。上記のPERと同様、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。
3.5 配当利回りとは
1株当たり年間配当金を株価で割ったもの。投資のリターンのひとつであるインカムゲインについて、投資対効果を考えるうえで参考にする。
3.6 日経平均株価とは
日本経済新聞社が算出している日本の株式市場の株価指数。東京証券取引所プライム市場に上場する株式のうち、流動性の高い225銘柄で構成されている。
3.7 TOPIXとは
東京証券取引所プライム市場上場株式銘柄や、旧第一部に上場していたスタンダード市場上場株式銘柄を対象に、日本取引所グループが算出している株価指数。株式の時価総額の合計を終値ベースで評価し、基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化されている。
参考資料
ファイナンス部卸売班