帰省シーズンでもある夏休み。子連れの帰省は、飛行機でも、新幹線でも、車でも大変です。いつもより長距離を移動することが多く、静かにできない子どもへの対応に明け暮れたり、ヒヤリとしたり。

ご飯をこぼして拭いたり、急に「トイレ!」と言い出し頻繁にトイレに連れて行ったり、眠くなった子を抱っこしたりなど…ただ移動するだけでも、ドッと疲れます。

また、ケガをしないようにガードが行き届いている自分の家とは違い、実家は外でも中でも危険個所がたくさん。「普段以上に子どもから目が離せない」ものです。

「虫」も夏の代表的な悩み。帰省して蚊にたくさん刺されたり、子どもが虫を捕まえてきたもののお世話をしなかったり…など。

夏風邪がはやるこの時期は、帰省先で急に発熱し、どこの病院へ行こうか悩むこともしばしば。地方だと「病院まで30分」「隣町の病院へ」なんてこともあります。

罪悪感を打ち消して笑顔を増やそう

ドッと疲れる夏休みは、暑さで身体もこたえるので、無理をしないようにしたいもの。それでも罪悪感から、「遊びに連れて行かないと」「昼食もしっかり作らないと」と無理をしてしまうママもいますよね。

夏休みは、年に1回。中学生になれば部活もあるので、ずっと一緒にいるのは園~小学校までと考えると、1人につき9回です。多いようで少ないので、「いつもイライラしている状態」は避けたいところ。

「普段より増える家事育児に、体力を奪う暑さ」だけで大変なのですから、いつもより手を抜いて、自分の時間も確保しながら乗り越えていきましょう!

宮野 茉莉子