2. 【2026・2027年度】後期高齢者医療制度の保険料、全国平均はいくら?

後期高齢者医療制度の保険料は、2年ごとに改定されます。

2026年度(令和8年度)からは、従来の「医療分」に加えて、少子化対策の財源を確保するための「子ども・子育て支援金(子ども分)」の徴収が新たに始まりました。

厚生労働省が公表した、被保険者1人あたりの全国平均保険料(月額)は以下の通りです。

保険料の全国平均(月額)

  • 医療分:7989円 前回比 +578円(7.8%増)
  • 子ども分:194円(2026年度より新設 子ども・子育て支援金)
  • 合計:8183円

医療分の保険料が上昇した背景には、医療技術の高度化や高齢化にともなう医療費の増大があります。さらに、現役世代の負担を抑制するため、「高齢者と現役世代の負担の伸び」を均衡させる制度変更も影響しています。

ただし、これらの金額はあくまで全国平均値です。

実際の保険料は、次の2つの要素を組み合わせて算出されます。

  • 均等割額:被保険者全員が公平に負担する部分
  • 所得割額:被保険者の前年の所得に応じて負担する部分

次の章からは、厚生労働省の資料「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」を基に、都道府県によって保険料がどの程度異なるのかを解説します。