出産時は誰でも極限状態。痛みのため周囲を気遣う余裕なんてありません。そういう状況のためか、運悪く、無意識のうちに夫や姑に暴言を吐いてしまった…、あとから聞いて背筋が凍った…なんて経験をしたママもいるようです。
そこで今回は、みなさんの失敗、暴言エピソードとイマドキの「立ち会い出産」について見てみましょう。
出産時の失敗…どうしてこんな時に!
(1)議員の失言が…
出産時、痛みで頭の中も混乱していると思います。そのためか、当時よく耳にしていたフレーズが夫に対してそのまま出てしまったという事例です。
夫がサポートしようと動きたくても、出産時、男性はどのようにしてあげたらいいのか分からないものです。そのため妻のイライラがつのり、つい『違うだろーこの〇〇ー』と、例の議員のようにののしってしまったといいます。
あとで落ち着いてから謝るだけですね。しかし出産のときは、それほどまでに無我夢中の状態なのだということが分かります。絶対にありえないはずの暴言…出てしまうこともあります。
男性には、「立ち会い出産ではありえないことが起こってしまう」と事前に伝えておくべきでしょう。
(2)弱音を吐いているときに…
想像以上の痛みが続いて弱気になったり、パニックに陥る事例もあります。中には人生を後悔するような言葉を吐いてしまうケースもあるようです。
「あぁ、なんであなたとの子どもなんて欲しいと思ったんだろう」
「愛の結晶とか言うけど、あなたのことは愛していたとかいうほどでもなかったのに~」
など、あまりの痛さのため、悪い言葉が出てしまったらしく、言われた方はショックです。
そんなことを言うわけがない…と思いますが、そのくらい追い込まれてしまう状況なのでしょう。日頃から身内関係に我慢しているママの場合、抱えているものが噴き出す可能性があります。
(3)緊急事態! 出産時の便意
出産のときに便意を感じるママは意外と多いです。
身内に立ち合いをしてもらっている際に、分娩台の上で便意が。そういう時、焦って身内を部屋の外に追い出したい気持ちになり、訳の分からない指示を言ってしまうこともあります。
でもこういう場合、仮に出てしまっても助産師さんがサッと片づけてくれます。また立ち会いの人には女性の頭の横にいてもらうことが多いので、身内に気づかれないことの方が多いです。
出産は長丁場で、病院側は慣れていますので、あまり不安にならず周囲のサポートに任せてみましょう。