子育ては大変で、ときにつらく苦しいと感じるときもあるほど。しかし、実は笑顔でいる時間も同じくらい増えているのです。子どもは、親のピンチを救うために生まれてくるという説を唱えている人もいます。筆者は、子どもを見ながら無意識に笑顔でいる自分に気づいたとき、これは子どもたちからのプレゼントだなと感じました。

「子どもって、大人がその瞬間にどんな感情でいるかに関わらず、ニコっと笑いかけてきますよね。その顔を見て、無表情のままでいる人ってほとんどいないと思うんです。子どもを産む前は、仕事に追われて“今日1回も笑顔になってないかも”と感じていて日もありましたが、子どもが生まれてから笑顔にならなかった日は1日もありません。なぜなら、我が子が無条件にニコっと笑いかけてくれるから。ママになってからのほうが、明らかに笑顔の回数が増えたと思います。」(32歳/4歳・1歳女の子のママ)

我が子が見せる屈託のない笑顔は、どんな宝石よりも光り輝いて見えるものです。子育てが辛いと感じるときは、自分が笑顔になった回数を数えてみるのもひとつの方法。きっと、子どもが生まれる前よりも、笑顔になる回数が増えているはずです。

■子どもが生まれることでママにたくさんの変化が生じる

子どもが生まれることで、嬉しい変化もそうでない変化も起きるのがママという生きものです。その変化たちは、ある種職業病のようなもの。「子どもが生まれる前はこんなことなかったのになぁ」と変化を感じたら、それはママとして成長できている証拠です。

大変なことのほうが多い子育ての日々ですが、ママとして成長できていることに目を向けて、自分を励ましながら子どもたちと向き合っていきたいものですね。

川西 まあさ