ソフトバンクGが一時▲4%超安の大幅下落! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2019年7月17日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、売買代金は11日連続で2兆円割れ

2019年7月17日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,469円(▲66円、▲0.3%) 続落
  • TOPIX 1,567.4(▲1.3、▲0.1%) 3日続落
  • 東証マザーズ株価指数 903.6(▲1.1、▲0.1%) 小反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:672、値下がり銘柄数:1,399、変わらず:79
  • 値上がり業種数:15、値下がり業種数:18
  • 年初来高値更新銘柄数:39、年初来安値更新銘柄数:41

東証1部の出来高は10億2,395万株、売買代金は1兆8,421億円(概算)となりました。出来高は概ね前日並みでしたが、売買代金は増加しています。米中貿易摩擦再燃に関するニュースはありましたが、基本的には材料不足が続きました。

売買代金は前日よりは増えたものの、11日連続で2兆円を割り込む薄商いとなっています。ちなみに、11日連続で2兆円を下回ったのは約2年9カ月ぶりです。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。いったんは落ち着いていた米中貿易摩擦に対する懸念から、前場の半ばに一時▲154円安の場面がありましたが、そこからの一段の下押しはありませんでした。また、その後はジリジリと下げ幅を縮小した結果、大引け間際に一時▲47円安まで押し戻しています。

ただ、結局は続落となり、終値では6月28日以来の21,500円割れとなりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続落となりましたが、下落率は日経平均株価より小さくなっています。前日同様に、日経平均株価を構成するような大型株への売りが優勢だったと言えましょう。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は再び1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は5,537万株、売買代金970億円となり、いずれも前日より減少しました。前日に回復の兆しを見せた個人投資家の物色意欲が減退し、売買代金は再び1,000億円を割り込んでいます。ただ、概ね1,000億円レベルでもあり、極端な薄商いではなかったと見られます。

一方、一部の主力株が売られたこと等から、株価指数は反落となりました。終値も900ポイントを維持しましたが、今後の展開は引き続き個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

ハイテク株では村田製作所とTDKが大幅安、日本郵政は連日で上場来安値更新

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が一時▲4%超安の大幅下落となり、楽天(4755)やNTTデータ(9613)などの通信株も大きく値を下げました。

また、電子部品株を中心にハイテク株にも下落が目立ち、TDK(6762)と村田製作所(6981)が大幅安となり、日立製作所(6501)、アルプスアルパイン(6770)、日本電産(6594)なども冴えない値動きで引けています。

その他では、冷夏による夏物売上の不振を懸念した小売株の不振が散見され、J.フロント リテイリング(3086)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株が売られ、ビックカメラ(3048)など家電量販店株も下落したのが目を引きました。

一方、総じて安かった自動車株の中でトヨタ自動車(7203)が小幅上昇ながら逆行高となり、ハイテク株ではシャープ(6753)が大幅高となりました。さらに、前日大幅安だったソニー(6758)も反発で引けています。

その他では、医薬品株が高安まちまちとなり、第一三共(4568)が大幅高で年初来高値を更新した一方で、エーザイ(4523)や大日本住友製薬(4506)が年初来安値更新となったのが注目を集めました。

なお、前日に上場来安値を付けた日本郵政(6178)は、株価下落が続いて連日での安値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)が続伸となり、前日にストップ高で引けたロコンド(3558)とロゼッタ(6182)はいずれも大幅続伸となりました。一方、メタップス(6172)は一時▲12%超安の暴落となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。