7. まとめ|平均額を知ったうえで、自分の老後設計を考えたい

2026年度の年金額は引き上げられ、モデルケースでは夫婦2人分で月額23万7279円、国民年金(満額)は1人あたり月額7万608円となりました。

ただし、これはあくまで前提条件を置いた目安であり、実際の受給額は収入や加入期間、働き方によって大きく変わります。

実態としては、ライフコースの違いにより月6万円台から17万円台まで幅があり、さらに年代別の平均額を見ても、厚生年金でおおむね月15万円前後、国民年金では月6万円前後が一つの目安となります。

こうしたデータからも、公的年金だけで生活をまかなうには個人差が大きく、余裕のある老後を実現するには事前の準備が不可欠です。

6月は増額後の年金が初めて支給されるタイミングです。ねんきんネットや年金振込通知書などを活用し、自分が将来どれくらい受け取れるのかを確認してみるのもよいでしょう。

平均額を参考にしながら、老後の生活設計や資産形成を見直すきっかけにしてみてください。

参考資料

加藤 聖人