3. 年金生活者支援給付金で変わる?70代おひとりさま・Aさんの家計(シミュレーション)

以下のモデルケースを使い、シミュレーションしてみましょう。

3.1 モデルケース

  • 年齢: 70歳代女性
  • 世帯構成:一人暮らし
  • 収入: 国民年金(老齢基礎年金)のみ、月額約6万円

現役時代に未納期間が少しあり、満額の年金が受け取れていない人も少なくありません。最近の電気代や食料品の値上がりで、月6万円の年金だけではギリギリの生活になるでしょう。

このような、国民年金だけで生活している非課税世帯のおひとりさまは、「年金生活者支援給付金」の対象となる可能性が高いです。

3.2 年金生活者支援給付金のシミュレーション

年金生活者支援給付金の金額は、一律ではありません。「保険料を納めた月数」などによって一人ひとり計算されます。

Aさんのように年金が月6万円(満額より少し少ない程度)の場合、保険料を納付した期間を考慮して計算すると、目安として「月額約5000円」の給付金が受け取れる計算になります。

※金額は納付状況等により変動します。令和8年度の老齢年金生活者支援給付金の月額は満額で5620円です。

つまり、Aさんの月の収入はこう変わります。

  • 【これまで】 年金 月6万円
  • 【給付金追加】 年金 月6万円 + 給付金 月5000円 = 月6万5000円に!

給付金は年金と同じ偶数月に、2カ月分(約1万円)がまとめて指定口座に振り込まれます。