日本中、どこに住んでいても起こりうるのがご近所さんとの問題。テレビで取り上げられるようなひどいものではなくとも、“ちょっと気になるな”という経験をしたことのある人は多いことでしょう。

近所に気になる音やものなどがある一方で、まわりから迷惑だと感じられるようなことをしている可能性もあるため、ご近所問題は「お互いさま」なところもあるもの。しかし、どう考えても“常識外れ”な行動に対しては、ちょっと考えてもらいたいなと思うケースが多いものです。

今回は、筆者が体験した耳を疑うようなご近所問題についてご紹介します。

朝6時から子どもを怒鳴り散らしている母親

筆者が以前住んでいた地域は、小さい子どものいる家庭と高齢のかたが住んでいる家庭とが半々くらい。そんな中、我が家の前に引っ越してきた人が、今回主役となるAさんです。

Aさん宅には3人の子どもがおり、上から中学生・小学生高学年・小学生低学年という構成でした。引っ越し当日から、Aさん宅の奥さんの声の大きさが少し気にはなっていましたが、「引っ越し大変そうだな」くらいにしか思っていなかった私。しかし、引っ越しが終わって以降も、奥さんの声の大きさに悩まされることとなるのです。

当時我が家には1歳を過ぎたばかりの子どもがおり、早朝や夜の寝かしつけの時間帯は特に外の音を気にしていました。今ではどんな音が鳴っても寝続けているのでそれほど気になりませんが、当時はちょっとした物音でも子どもが起きるんじゃないかと気にしていたので、特に神経質だった私。事件が起きたのは、ちょうどその頃でした。