2.3 圧倒的な存在感と豪華さ!花の女王「ダリア」
春に植える球根植物の中でも、ひときわ豪華な花姿で見る人を魅了するのがダリアです。初夏に咲き始め、真夏は少し花数が減りますが、涼しくなる秋には再び見事な花を咲かせ、長く庭を彩ってくれます。
花の大きさは小ぶりなものから人の顔ほどある大輪まで、咲き方もポンポン咲きやカクタス咲きなど非常にバリエーション豊かです。色の選択肢も豊富で、好みの品種を探す時間もガーデニングの醍醐味といえるでしょう。
栽培する際は、日当たりと水はけのよい場所が適しています。高温多湿が苦手なので、梅雨から夏にかけては日除けをしたり、鉢植えなら半日陰に移動させたりする工夫が必要です。
秋の終わりまで咲ききった後は、すぐには茎葉を切らず、自然に黄色く枯れるまで残して光合成をさせてあげましょう。球根にたっぷりと栄養が蓄えられます。
なお、真夏は株を休ませるために「切り戻し」をしてあげると、秋に再び立派な花を咲かせてくれますよ。寒さにはやや弱い性質のため、冬は球根を掘り上げるか、十分な防寒対策をして越冬させましょう。
※参考価格:500円〜2000円前後(球根1球)
3. まとめにかえて
春植えの球根植物は、これから訪れる夏の過酷な暑さのなかでも力強く咲き誇る、たくましい生命力を秘めています。
その力を存分に引き出すためには、植え付け前の土づくりが欠かせません。球根がしっかりと根を張れるよう、あらかじめ土を深く耕し、水はけの良い健やかな土壌環境を整えておきましょう。
春の心地よい陽射しを感じながら庭と向き合い、小さな芽吹きから見事な開花に至るまでの季節の移ろいを、ぜひゆったりと楽しんでみてください。
