「夏はヒマワリを庭に植えたいけれど、大きくなりすぎるのは困る」
「毎年苗を買うのは、厳しいなあ」
そんなお悩み、環境さえ合えば「植えっぱなし」に近い感覚で毎年咲いてくれる、小さなヒマワリのような多年草が解決してくれますよ。

一般的なヒマワリのように背丈が高くなりすぎず、コンパクトに育ちながら、庭を明るく華やかな空間に変えてくれます。

今回は、わが家でも毎年モリモリと元気な花を咲かせている様子とともに、初心者の方にもおすすめしたい多年草の「ヘリオプシス(ヒメヒマワリ)」の魅力と育て方をご紹介します。

※本記事の情報は執筆時点(2026年4月28日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境、品種などによって異なりますので、ご注意ください。

1. ヒマワリのような明るい花が次々と!初夏から秋まで咲く〈多年草〉

わが家で育てているヘリオプシス サマーパレット1/8

わが家で育てているヘリオプシス サマーパレット

著者撮影

初夏になるとたくさんの「小さなヒマワリのような花」が園芸店に出回ります。一年草の品種や、寒さに弱いために一年草として楽しむ品種もありますが、私の経験上、ぜひおすすめしたいのが毎年花を咲かせる「ヘリオプシス」というキク科の多年草です。

ホームセンターや園芸店では、「ヒメヒマワリ」という商品名でさまざまな花苗が販売されていますが、その中のひとつに「ヘリオプシス」と呼ばれる多年草に分類される植物があります。わが家の庭でも「ヘリオプシス サマーパレット」という品種を長く育てています。

難しい話はさておき、毎年花を楽しめる多年草の小さなヒマワリのような花は、初夏から秋まで長く咲き続け、冬の寒さも乗り越えてくれるとても頼もしい存在です。

年々株が充実して花数が増えていく姿を見るのはとても嬉しく、毎年苗を買う必要がないのも節約しつつガーデニングを楽しめるうれしいポイントだと思います。

2. 「ヒメヒマワリ」を購入するときは、多年草かどうかをチェックするのがおすすめです

わが家で育てているヘリオプシス。小さなヒマワリのような花が咲きます2/8

わが家で育てているヘリオプシス。小さなヒマワリのような花が咲きます

著者撮影

ホームセンターや園芸店には、「ヒメヒマワリ」という商品名でさまざまな花苗が並んでいます。価格は商品により幅がありますが、300円~600円くらいです。

購入する際は、植物についているタグの裏側をよく見て、「多年草」や「宿根草」と明記されているか確認してみてくださいね。

インターネットなどで「宿根 ヒメヒマワリ」や「ヘリオプシス」と調べて好みの品種を見つけておくと、より目的の花を見つけやすいかもしれません。

3. 多年草〈ヘリオプシス〉育て方のコツ

わが家の庭で、ほかの多年草とともに満開に咲くヘリオプシス!3/8

わが家の庭で、ほかの多年草とともに満開に咲くヘリオプシス!

著者撮影

苗を購入したら、まずは購入したポットより一回りから二回り大きな鉢に植え付けるのが基本です。たとえば、苗が3.5号ポット(直径10.5cm)であれば、5号〜6号鉢(直径15cm~18cm)くらいに植え付けます。

植え替え直後は根がダメージを受けていることがあるため、1週間ほどは風通しの良い半日陰に置いて、株をゆっくりと休ませてあげてくださいね。

花が次々と咲き始めたら、咲き終わった花(花がら)をこまめに摘み取るようにすると、新しい花を長く楽しめますよ。真夏の直射日光にも耐える丈夫な植物ですが、鉢植えの場合は土が乾きやすくなるため、夏場は朝夕の涼しい時間帯にたっぷりと水を与え、水切れを防ぐのも忘れないでくださいね。

4. コンパクトなサイズ感も魅力。ベランダにもおすすめです

ヘリオプシスサマーパレット4/8

ヘリオプシスサマーパレット

著者撮影

ヒマワリと聞くと、子ども時代に校庭で見上げた背の高い姿を想像して、「うちの庭には向かない」と思っている方もいるかもしれません。

ですが、ヘリオプシスは一般的なヒマワリのように背が高くなりすぎず、品種にもよりますが草丈40〜50cmほどでこんもりと育つものが多いため、大きめの鉢に植えてベランダガーデンで楽しむこともできますよ。

個人的にはペチュニアやカリブラコアなどと同じくらいの育てやすさだと思いますので、あまり気負わずに挑戦してみてくださいね。

加えて、ヘリオプシスは寒さに強い品種が多いので、ほとんどの地域で屋外で冬越しできるのも魅力です。詳しくは、それぞれの苗を購入するときに、苗のタグの記載をチェックしてくださいね。

5. まとめ

ローメンテで楽しめるのも魅力です5/8

ローメンテで楽しめるのも魅力です

著者撮影

初夏から秋まで長く咲き続ける多年草「ヘリオプシス(ヒメヒマワリ)」についてご紹介しました。

近年の「ヒメヒマワリ」は育てやすいものが多いですが、どうせ植えるなら、環境さえ合えば「植えっぱなし」に近いローメンテで、季節が巡るたびに美しい姿を見せてくれる多年草のヘリオプシスが個人的にはおすすめです。

鮮やかなイエローの花が庭に1鉢あるだけで、見違えるほど明るく華やかな空間になりますよ。春の園芸店で苗を見かけたら、ぜひお気に入りのヘリオプシスを探して、あなたの庭にお迎えしてみてくださいね。

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