4. 貯蓄格差は「把握・仕組み・情報」の差から生まれることも
この記事では、30歳代から60歳代の単身世帯における貯蓄額の現状と、「貯蓄ができる人」と「できない人」の行動習慣の違いについて見てきました。
単身世帯の貯蓄額は、年代が上がるにつれて平均値・中央値ともに増加傾向にありますが、その一方で金融資産を全く持たない層も一定数存在しており、資産格差が広がっている実態が明らかになりました。
このような差が生まれる背景には、日々の収入や支出を具体的に把握しているか、自動で貯蓄できる仕組みを活用しているか、そしてお金に関する情報を積極的に収集しているか、といった行動習慣の違いが影響していると考えられます。
まずはご自身の状況を正しく理解し、具体的な収支を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
それが、将来の資産形成を考える上での大切な第一歩となります。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員
秋田県秋田市出身。宇都宮大学教育学部卒業後、株式会社栃木銀行に入行。主に個人リテール業務へ従事。若年層から富裕層まで幅広い世代へ投資信託・保険を中心に総合的なライフプランニングを行ってきた。リテール営業行員内で上位の成績を保ち、全行員内1位の成績を収める。また、社内教育にも尽力し、人材育成にも携わる。
現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。(2024年4月15日更新)
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)