今回登場したおうちのお母さんお父さんは、筆者の印象だとさっぱりしている人たちが多いなと思っています。どのうちも教育熱心というより、親は自分のやりたいことをイキイキやっているという共通項があります。子供のことにベクトルを向けすぎず、適度な距離感で接することで、男子も女子も「親の背中を見て育つ」と感じています。

我が家は女の子ばかりなので、男子の操縦方法はわかりませんが「男子ってだめなのよね~」とあきらめて、先回りして世話をするのではなく、褒めて伸ばして自分で自分のことができるように仕向けてほしいなあ、と思います。

男の子は、頼られたり褒められたり自尊心をくすぐることで成長するそうです。「よこしまくん劇場」という本のなかに、オトコをほめるのには「ありがとう」「すごいね」「さすがだね」がポイントだと載っていました。男子も女子も幸せな結婚生活を送れるように、親ができるサポートは褒めて見守ることなのかもしれませんね。

堀田 馨