自分の娘には幸せな結婚生活を送ってほしい!と女の子を持つお父さんお母さんなら思いますよね。人生、お菓子と男は早い者勝ちです。どんな男子が彼氏となり夫となるかは、女子のお母さんお父さんなら無茶苦茶気になる所です。

娘の友達の男の子で「ああ、こんなにいい子っているのね」=「将来こんな男子と一緒になってくれたら、楽しい結婚生活が送れるだろうなあ」と感じた心あたたまる男子達をご紹介します。

「ありがとう」が言える

娘がバレンタインデーのお返しを頂いたときの話です。お母さんが頑張ってセレクトしたと思われる珍しいお返しをいただくこともあります。(笑)そのお返しに、当人である小学生男子は自筆でメッセージを添えてくれていました・・・「ありがとう」という言葉とともに。

照れるのはわかるのですが、なかなか大人だって口に出したりお手紙にするのは勇気がいります。それを付箋にメッセージしてくれたことが、娘はとても嬉しいようです。それを証拠に、そのメッセージとお菓子の入っていた箱をずっと机の上に飾っています。

ちなみに、バレンタインのチョコのやり取りは、悪しき風習という話もありますが、コミュニケーションツールを発動できる大義名分があると思えばそんなに嫌じゃないなと思っています。

料理ができる

小学校の家庭科の授業って、普段どこまで家の手伝いをしているかがよく分かるタイミングなんだそうです。コンロの火をつけるのにいちいち怖がる子は、男子だけでなく女子にも結構多いとか・・・。

そんな中、味噌汁を作る調理実習の時にもくもくと材料を切っていた男子がいたそうです。どういうふうにどう切ってというを指示がなくてもちょうどいい大きさに切っていて、娘はびっくりしたそうです。その子のお母さんに「〇〇君、娘が料理が上手だっていってたよ」と話をしたら、今はやらないけど小さい時に一緒に台所に立つことはあったとのこと。小さい時にやっていたことって覚えているんですね。食べることは生きることです。自分で自分の口を養う料理は、本当に基本的な生活力ですから、男女問わずどんどん伸ばしてほしいスキルだなと日々感じています。

ちゃんとしたコミュニケーションがとれる

娘の保育園からのお友達の高校生男子が、両親が仕事で不在のため1人で我が家にご飯を食べに来た時の話です。(もう高校生なのですが、小さい時から知っているし、ご飯一緒に食べようと誘ったら我が家に来てくれました。)

「ピンポン」とドアのベルを鳴らして現れた彼は、何か入ったタッパーを持って現れました「もしかしてお母さんが作ってくれたやつを持ってきたのかな?」と思ったら、な、なんとその高校生男子手作りのティラミスでした!しかも、クックパッドでレシピを見ながら作った人生初の手作りお菓子だったそうです。もう驚いたのなんのって・・・!

実は、娘たちが小さかった時、その男子や他のおうちを含めた同じマンション内3~4世帯が家族ぐるみでご飯を食べに行ったり来たりということはありました。その時、みんな色々なものを作って持ってきていました。高校生男子はその時の母親たちの姿を見ていて「誰かのうちにお邪魔するときには何か持っていかなくちゃいけないんだ」と思ってくれたのかもしれません。

さらに驚いたのは、翌日ちゃんとSMSでお礼のメッセージが届いたことです。さながら敏腕営業マンな風情ですが(笑)「よくぞそこまで気が付いてくれた!」と普段優しくされていないおばさんはとてもうれしく感じました。

子供は親の背中を見て育つ