育児における考え方は、時代によって少しずつ変化しています。しかし、親の世代にはまだまだ「過去のやり方」が根付いている様子。それにより、親子の考えが合わずにモヤモヤすることもあるようです。

・「母乳で水分補給できているのに、お風呂上りになると『のどが渇いているはず!かわいそうよ』と何度もいわれました。どうやら、湯冷ましを飲ませることにこだわっているようです」

・「体質的に母乳があまり出ないのに、母に『母乳じゃないと体が強くならない』と繰り返し告げられました。産婦人科でも『ミルクに切り替えて大丈夫よ』と言われたのに」

母乳が出にくい人にとって、ミルク否定派の意見は負担に感じやすいもの。「今は昔と違う」と伝えても、その考えは簡単には変わらないようです。

「考えは違って当たり前」と捉えておく

そもそも、親世代との価値観や考え方は違って当たり前。子育てをしていた時代や環境が異なるため、同じような育児をすることには慣れていないのが当然でしょう。そのため、出産前には「意見が合わない場面があるかも」と捉えておくのがおすすめです。

また、実際に自分と異なる意見を告げられた時は「私たち夫婦で決めたことだから」「その考えも分かるけど、私はこう考えているの」と伝えておきましょう。普段の会話の中で、さりげなく「夫とこういう結論を出したの」「私はこうしたいと思っている」といった内容を伝えるのもいいですね。

まとめ

出産後は精神的に不安定になりやすく、ちょっとした一言でダメージを受けてしまうこともあります。「手伝ってもらっているから」「せっかく育児グッズを買ってもらったのだから」と我慢していると、いつかストレスが爆発してしまうかも。自分とは異なる価値観を押し付けられたと感じたら、自分の考えをやんわりと伝えるようにしておきましょう。

LIMO編集部