出産後は慣れない育児で慌ただしく、ママの体力に負担がかかりやすい時期。そんなとき、育児の先輩である実母の力を借りようと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、頼りになるはずの実母の存在が、かえってストレスの源になるケースもあるようです。里帰り出産をすべきか悩んでいる方は、ほかのママがどのようなストレスを感じたのかを把握しておきましょう。

親子だからこそ遠慮がない

自分の娘なら、「育児はこうするべきよ」と遠慮なく口出ししやすいもの。その配慮のなさが、ママたちをイライラさせてしまうこともあるようです。では、その実体験をみてみましょう。

・「喜んでもらえると思って子どもの画像を送ったら、母が勝手にSNSで公開していました。私はそういった行為をしたくないと考えていたので、『やめてほしい』と依頼。しかし、『赤ちゃんなら大丈夫よ』と聞き入れてくれませんでした」

・「出産後のイベントは自分でいろいろと用意したかったのですが、母が1人で準備していました。そのおかげで、お宮参りやお食い初めで使うものは母の選んだものばかり。七五三や幼稚園のグッズも相談なく購入され、うんざりしました」

・「まだアレルギーの有無が分かっていないのに、母が勝手にナッツ入りのお菓子を与えていました。『アレルギーだったら危ないから』と声をかけても、『大丈夫でしょ』と聞き流すだけ。もう子どもを会わせたくありません」

このように、「実母なら遠慮なく接することができると思っていたら、向こうも遠慮がなかった…」というケースは珍しくないようです。子どもを可愛がってくれるのはありがたいものの、勝手な行動をされると複雑な気持ちになってしまいますよね。

過去の育児のやり方を強要されることもある