ネット上で多くの人と繋がることができるSNS。なかには、育児について語り合う「ママアカウント」を作っているママもいるようです。さらには、そのSNSの繋がりで救われたというケースも。そこで今回は、子育てに悩むママたちがSNSで救われたシーンや注意点をお伝えします!

SNSでママが救われた瞬間

子育て中のママは、なにかとストレスを抱えることも多いもの。そんなとき、SNSでどのように救われたのでしょうか。実際にSNSを利用した経験があるママに、当時の様子を振り返ってもらいました。

・「妊娠中にママアカウントを作り、出産予定が近い人をフォローしていました。そして産後1か月になったころ、夜中の授乳中に大きな孤独感に襲われたのです。『真夜中にこんな気持ちを抱えているのは私ぐらいだ』と思うと、ますます落ち込んでしまいました。

しかし、ふとツイッターで『夜中3時。今日で3回目の夜勤…眠すぎて訳が分からない』という内容を投稿。すると、「私も授乳中です!眠いですが、お互い夜勤を乗り越えましょう!」と返信がきたのです。タイムラインには、同じく授乳や夜泣きで悩んでいる人のコメントも並んでいました。

どの内容も、子育てに対する苦労や辛さを語っているだけ。それなのに、『私だけでなく、みんな辛いんだ』と勇気づけられたのです」

・「ママアカウントはママ同士だけで繋がっているので、『それ分かる!』と言いたくなるようなつぶやきがたくさん。『夫が家事や育児を手伝ってくれない』『姑のお節介が迷惑』といった愚痴を、心置きなく聞いてもらえます。それに、同じ悩みを抱えているママから『相手にこう伝えてみては』などのアドバイスをもらうときもありますよ」

同じ立場のママたちだからこそ、悩みを理解し合えるようです。子育て中のママたちが陥りやすい孤独感も軽減されるため、SNSは心強い存在になってくれるでしょう。

SNS上での承認欲求に要注意

ママたちの心の支えになるSNSが、反対に負担となってしまうケースもあるようです。その原因は、「ほかのママからの『いいね!』が欲しい」「私の育児を認めてもらいたい」という承認欲求。周りから褒められたいという気持ちが強くなり、ママが必要以上に頑張りすぎてしまう場合もあります。

その結果、「ちょっとした部屋の散らかりが許せない」「手の込んだ料理を用意しないといけない」といった思い込みが発生し、ストレスの源になってしまうことも。「ここまで頑張らなくていいのかも」と感じたら、周囲の反応は一旦忘れて、自分の思うままの時間を過ごしてみましょう。

生の言葉で救われたケースも