今月は年金支給日があり、2月分と3月分の2カ月分が支給されます。2026年度の4月分からの年金改定では、実際にどれくらい変わるのかご存知でしょうか。今回は、公表された資料をもとに、老齢・障害・遺族年金それぞれの改定内容や支給額の目安について丁寧に解説します。
1. 老齢基礎年金、満額は7万円台!対前年度+月1300円アップ。夫婦2人の標準額はいくら?
老齢年金は、シニア世代の生活を支えるための年金です。
老齢基礎年金の満額は、昭和31年4月2日以降生まれの方(新規裁定者)は月額7万608円となり、前年度より1300円増額されます。なお、昭和31年4月1日以前生まれの方も同様に増額改定の対象です。厚生労働省が示す「夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額」は月額23万7279円です。
1.1 老齢年金生活者支援給付金、年金の上乗せ!給付基準額「月5620円」に改定
あわせて、老齢年金生活者支援給付金の給付基準額は月額5620円に改定されました。
対象となるのは、以下の条件をすべて満たす方です。
- 65歳以上で、老齢基礎年金を受給している
- 世帯全員の住民税が非課税である
- 前年の年金収入額とその他の所得の合計が一定以下である
なお、所得が基準をわずかに上回る方に対しても、受給額の逆転を防ぐための「補足的老齢年金生活者支援給付金」が用意されています。


