セブン&アイHD大幅上昇、ソニーが年初来高値更新! 日経平均株価は続伸

【東京株式市場】 2019年7月5日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、模様眺めムードは変わらず薄商い

2019年7月5日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,746円(+43円、+0.2%) 小幅続伸
  • TOPIX 1,592.5(+2.8、+0.2%) 小幅続伸
  • 東証マザーズ株価指数 925.9(+4.0、+0.4%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,208、値下がり銘柄数:841、変わらず:100
  • 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12
  • 年初来高値更新銘柄数:83、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は9億3,315万株、売買代金は1兆5,525億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。特段のニュースがない中、米国の雇用統計結果を見極めようとする動きが加速し、閑散とした商いとなりました。売買代金は前日よりは増えたものの、2兆円を大きく割り込む今年4番目に低い数字となっています。

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そのような中、日経平均株価は方向感の定まらない値動きとなりました。寄り付きからしばらくは前日終値を挟む攻防でしたが、前場の終盤には一時▲54円安まで下落しました。しかし、後場に入ると再びプラス圏へ浮上し、終わってみれば高値引けで終えています。続伸とはなりましたが、1日の値幅(高値と安値の差)は約98円となり、前日に続く狭いレンジ内での展開でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで続伸となっています。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は9日連続で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は5,956万株、売買代金887億円となり、いずれも前日より減少しました。相変わらず個人投資家の物色意欲が盛り上がらず、売買代金は9日連続で1,000億円を大きく下回る薄商いとなっています。

一方、株価指数は続伸となりました。これで5日連続の900ポイント超えとなり、値固めに入ったように見えます。ただ、今後の展開は引き続き個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

7pay不正アクセス問題のセブン&アイHDは大幅上昇、ソニーは年初来高値更新

個別銘柄では、小売株が総じて買い戻され、とりわけ、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が+4%超高の大幅高となり、7payの不正アクセス問題が話題となったセブン&アイ・ホールディングス(3382)も+4%高に迫る大幅上昇となりました。

また、ハイテク株の一角も値を上げ、東京エレクトロン(8035)やシャープ(6753)が大きく値を上げ、ソニー(6758)は年初来高値を更新しています。

その他では、円高進行一服からSUBARU(7270など自動車株の一角が買われ、任天堂(7974)は連日の年初来高値更新となりました。

一方、最近値を上げてきた通信株の一角が売りに押され、楽天(4755)が一時▲5%安の急落となり、ソフトバンクグループ(9984)も下落しました。

また、直近の株式市場の薄商いによる収益悪化懸念から野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)など証券株も売られています。その他では東京電力ホールディングス(9501)など電力株の下げが相対的にきつかったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、ASJ(2351)が+10%超高の爆騰となり、窪田製薬ホールディングス(4596)も大幅上昇となりました。一方、ユーザベース(3966)が値を下げ、EduLab(4427)も急落しています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。