「ユニクロ」のファーストリテイリングが大幅高! 日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2019年7月3日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、一時▲188円安も下押しはせず

2019年7月3日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,638円(▲116円、▲0.5%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,579.5(▲10.3、▲0.7%) 3日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 916.0(▲5.4、▲0.6%) 5日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:995、値下がり銘柄数:1,067、変わらず:87
  • 値上がり業種数:8、値下がり業種数:25
  • 年初来高値更新銘柄数:92、年初来安値更新銘柄数:4

東証1部の出来高は10億890万株、売買代金は1兆9,222億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした(微増)。米中貿易交渉の悪化懸念が後退したことを織り込み、特段目立ったニュースがない中で様子見スタンスが継続されました。売買代金は連日で2兆円を割り込んでいます。

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そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押され、終日マイナス圏で推移しました。後場の半ばには一時▲188円安まで売られる場面があるましたが、それ以降は徐々に盛り返して終わっています。確かに3日ぶりの反落となりましたが、大きな下押しはなかったようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反落となりましたが、下落率は日経平均株価より大きくなりました。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は7日連続で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は5,670万株、売買代金873億円となり、いずれも前日より小幅増加となりました。小幅増加となったものの、個人投資家の物色意欲が盛り上がらず、売買代金は7日連続で1,000億円を大きく下回る薄商いとなっています。

また、主力銘柄に利益確定売りが出た結果、株価指数も5日ぶりの反落となりました。終値は3日連続で900ポイントを上回りましたが、今後の展開は引き続き個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

安川電機やファナックなど機械株が大幅下落、6月販売好調のファストリ株は大幅高

個別銘柄では、中国関連の機械株が軒並み大幅安となり、安川電機(6506)とディスコ(6146)が一時▲6%超安の急落となり、ファナック(6954)、キーエンス(6861)、コマツ(6301)、日立建機(6305)なども大幅下落となりました。

また、ここ数日値を上げていた半導体関連を始めとするハイテク株も売られ、アドバンテスト(6857)、TDK(6762)、村田製作所(6981)、ルネサスエレクトロニクス(6723)などが大幅安で引けています。

その他では、107円/ドル台の円高進行を懸念してマツダ(7261)など自動車株の一角が下げ、株式市場の薄商いによる収益悪化懸念から野村ホールディングス(8604)など証券株も値を下げたのが目を引きました。

一方、6月の国内販売が好調だったファーストリテイリング(9983)が一時+4%超高の大幅高となり、ダイキン工業(6367)は3日連続で年初来高値を更新しました。

また、オリエンタルランド(4661)が大幅上昇で再び上場来高値を記録しています。

その他では、下落銘柄が多かったハイテク株でソニー(6758)が堅調に推移し、任天堂(7974)が連日で年初来高値更新となったのが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ高のブランジスタ(6176)が大幅反落となり、サンバイオ(4592)やユーザベース(3966)も値を下げました。一方、SOU(9270)が爆騰し、CYBERDYNE(7779)も続伸となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。