3. 日陰に強い多年草の「植え付けと育て方」4つのコツ

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花壇で庭仕事をしている人の手

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3.1 水はけのよい土壌をつくる

日陰は日なたに比べて水分が蒸発しにくく、土が湿ったままになりがち。根腐れを防ぐために、植え付け時には水はけのよい土壌をつくることが大切です。

排水性のよい土をつくるために、腐葉土やパーライト、軽石などを混ぜ込みましょう。また、レンガや石を積んで、周囲より少し高く土を盛った花壇にすることで、余分な水分が溜まりにくくなります。

3.2 水やりは土の湿度を確認してから

日当たりが悪い場所は土が乾くまでに時間がかかるため、毎日水を与える必要はありません。とくに地植えの場合は、一度根付いてしまえば雨水だけで十分なことも。

葉に元気がないからといって、すぐに水やりをせず、まず土の中の湿度をチェックする習慣をつけましょう。

3.3 適切な株間を空けて風通しをよくする

植物が密集しすぎると、互いに干渉して生長が妨げられます。植え付けの際は、将来的に株が広がることを想定して、少し余裕を持って株間を空けることが大切です。

また、適度なすき間をつくることで風が通り、カビによる病気や害虫の発生を抑えることができます。

3.4 お手入れは手をかけすぎない

日陰に強い多年草は、丈夫な性質を持つものが多く、環境になじむと自然にたくましく育ちます。肥料のやりすぎやこまめな植え替えは、かえって植物を弱らせる原因に。

花がら摘みや枯れた葉の切り取りなど、最小限のお手入れに留め、植物自身の生命力に任せる「引き算のガーデニング」を楽しみましょう。

4. 日陰を好む多年草で心癒やされる庭づくりを

耐陰性が強く、初心者にも無理なく育てられる多年草たち。庭の隅や北向きのベランダなど、あきらめていた場所を、心が和む空間へと変えてくれる心強い存在です。

日なたの庭のような華やかさはないものの、控えめに咲く可憐な花や、しっとりと濡れたような葉が、暮らしに潤いを与えてくれます。静かな光の中で輝く多年草を取り入れて、心癒やされる庭づくりを楽しんでみませんか。