将来のためにお金を貯めなければいけないとわかっているものの、日々忙しく過ごしているとなかなか貯金のことまで考えられませんよね。でも、結婚して子供を持つにしろ、独身を続けるにしろ、住居費や老後の資金などお金の心配は常につきまといます。

そのためには、早いうちからしっかり貯蓄をしていくに越したことはありません。では、みんなはどのくらい貯蓄をしようと思っているのか、どうやったらお金を増やすことができるようになるのか考えてみましょう。

新年度の平均貯蓄目標額は257万円!

㈱ジェーシービー(JCB)が2019年3月に発表した「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2019※」。それによると、新年度(4月から)の目標でもっとも多かったのが「貯蓄」(38%)。貯蓄目標額を100万円以上とした人の合計は34.6%で3人に1人。また、目標0円という回答を含む平均額は257.2万円という結果でした。

しかし2018年の1年間で増やせた貯蓄額を聞いたところ、もっとも多かったのが「0円」で40%を占めており、平均額は57.2万円。意気込みがあっても、実際はなかなか貯蓄できない人が多いようです。

※全国の20歳から69歳の男女が対象のインターネット調査、有効回答数は1000サンプル

お金を貯めるために見直すべきポイント

お金を貯めるためには、「節約する」か「収入を増やす」ということが考えられます。収入を増やすには転職や副業が考えられますが、すぐ実行するのが難しいのならば、今のお金の使い方を節約モードにスイッチしていくことから始めましょう。実践しやすいスイッチ法を紹介します。

外食中心の生活から自炊にスイッチ

自炊に比べると外食はどうしてもコストがかかってしまいます。たとえばお昼ご飯に1000円のランチを毎日食べに行けば月20回で万円です。それにプラスして飲み会などに行けば外食費だけで月5万円を簡単に超えてしまうでしょう。これを自炊に切り替えて、お昼もお弁当持参にするとかなり食費をカットすることができます。

全く外食をしないとストレスが溜まるという人は、月に何回までとか、いくらまで使うとあらかじめ決めて、それ以外は自炊するようにしてみましょう。

本当に必要なサービスだけにスイッチ