「いつも笑顔で子どもに接していよう」と思っていても、そう簡単にできることではありません。それどころか、子どもを叱ってばかりの自分にうんざりしてしまう場面もあるのではないでしょうか。

そんな気持ちを抱えながらの育児は、ストレスが蓄積されていく一方です。今回は、育児中の罪悪感について踏み込んでいきましょう。

「自分はダメな母親」と決めつけないで

理想の育児とは程遠い現実を見ていると、母親としての自分に自信がなくなってしまいますよね。「こんなに怒ってばかりなんて…私は母親失格なのかも」と感じることもあるでしょう。

そんなときは、「子どもを叱った」という結果だけでなく「なぜ叱ってしまったのか」という経緯も含めて振り返ってみてください。繰り返し注意したのに聞いてくれなかった、説明の仕方を変えても効果がなかった、手が離せないタイミングだったなど、つい腹が立ってしまう事情があったのではないでしょうか。

ただでさえ育児の疲れが溜まっているのに、こんな状態で冷静になるなんて不可能に近いはず。結果だけをみて「怒った私は悪い母親だ」と決めつけるのではなく、それまでの状況を踏まえたうえで「私は頑張った」と自分を褒めてあげてください。

2人育児の辛さとは