相場動向まとめ
2016年2月26日のTOPIXは前日比+0.3%上昇。東証一部全銘柄で、値上がりは1,002社、値下がりは830社、変わらずは109社でした。前日の米国株式市場の上昇や円高一服などが好感され、これまで売り込まれていた機械、電機大手などの買戻しが散見されました。
上がった株
日立キャピタル(8586)は前日比+7%上昇。総合リース大手。米系証券会社による投資判断引き上げが好感されました。
楽天(4755)は前日比+6%上昇。インターネット通販大手。欧州系証券会社による投資判断引き上げが好感されました。
IHI(7013)は前日比+3%上昇。原油先物市場の上昇、2016年1月の米耐久財受注が市場予想を上回ったため、プラント、造船関連に買いが集まりました。
下がった株
シャープ(6753)は前日比▲11%下落。家電大手。前日に続きホンハイ精密工業からの第三者割当増資に伴う希薄化や、巨額の偶発債務を精査するため正式契約が延期されたという一部報道が嫌気され大幅続落となりました。
スクエア・エニックス・ホールディングス(9684)は前日比▲8%下落。ゲームソフト大手。ガチャ(アイテム課金)の規制強化懸念により、ディー・エヌ・エー(2432)、ミクシィ(2121)、コロプラ(3668)などとともに売られました。
カネカ(4118)は前日比▲4%下落。ファインケミカル大手。日系証券会社による目標株価引き下げにより利食い売りの対象となりました。
【2016年2月26日 投信1編集部】
■参考記事■
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LIMO編集部