今回は、【千代田区】で実施されている注目の支援制度、【母子家庭及び父子家庭自立支援給付金】について詳しく解説します。

1. 【千代田区】の独自支援:母子家庭及び父子家庭自立支援給付金とは?

千代田区にお住まいのひとり親の方が、仕事に役立つ資格を取るための「学び」を応援する制度です。専門学校などの学費の一部が戻ってくるだけでなく、資格を取るために学校へ通っている間の生活費をサポートしてくれる仕組みもあり、将来の安定に向けた一歩を強力にバックアップしてくれます。

1.1 対象者・条件

  • 千代田区内に住所がある母子家庭の母、または父子家庭の父であること
  • 20歳未満の子どもを育てていること
  • 自立に向けた計画(プログラム)の策定などを受けていること
  • 今の状況や労働市場を考えて、その資格を取ることが適職に就くために必要と認められること
  • 生活費の支援を受ける場合は、児童扶養手当の受給者か同等の所得水準であること(または所得制限を超えてから1年以内の方も含みます)

1.2 受けられるメリット(助成内容)

大きく分けて2つのサポートがあります。

1. 学費のサポート(教育訓練給付金) 指定の講座を修了すると、支払った学費の60パーセント(上限20万円から160万円)が戻ります。さらに専門実践教育訓練を受け、1年以内に資格を取って就職した場合は、最大で合計85パーセント(上限240万円)まで補助がアップすることがあります。

2. 生活費のサポート(高等職業訓練促進給付金) 看護師や保育士などの資格を目指して6か月以上養成機関で修業する場合、生活費として月々7万500円から10万円が支給されます。さらに修業期間の最後の12か月は支給額が上がり、月々11万500円から14万円となります。卒業後には修了支援給付金も用意されています。

1.3 申請・問い合わせ先

窓口は千代田区の生活支援課です。

非常に重要なポイントとして、学費のサポートを希望する場合は「原則として受講申し込みの2か月前まで」に事前相談が必要です。生活費のサポートを希望する場合も、養成機関の受験前やお悩みの段階での相談が推奨されています。電話で来所相談の予約を取り、計画について相談することから始まります。受講開始後の申請はできないため、早めの連絡を心がけましょう。