4. 平均との違いを知り、受給額の見直しを

厚生年金において「月30万円以上(支給額60万円以上)」を受け取る人は、全体の0.12%程度とごく限られています。

一方で、標準的な夫婦世帯の年金額は月23万7279円であり、多くの人はこの水準か、それ以下の範囲に収まるのが現実です。

こうした分布を知らずに「平均くらいはもらえるだろう」と考えてしまうと、実際の受給額とのギャップに戸惑う可能性があります。

年金は加入期間や収入によって大きく変わるため、「平均」ではなく「自分の条件」で確認することが重要です。

また、制度に対する誤解が不安を大きくしているケースも少なくありません。正しい情報をもとに現状を把握することで、必要な対策も見えてきます。

4月は、自分の受給額を見直す良いタイミングです。ねんきん定期便や支給額の明細を確認し、必要に応じて将来の資金計画を調整してみてください。早めの確認が、安心につながります。

参考資料

齊藤 慧