「初めてママアカに救われたのは、子どもが生まれて間もなくの頃。昼夜を問わず2~3時間おきの授乳が必要でした。夜中の3時に授乳をしていて、ふと強烈な孤独感と閉塞感に襲われたのです。『夜中3時、すでに3度目の夜勤。眠すぎて夢か現実かわからなくなってきた』とツイート。

すると、フォロワーさんから『うちも今授乳中です! 眠いですよね。一緒に夜勤、頑張りましょう~』という返信が。タイムラインには『子どもがギャン泣きで全然寝ないよ~』『毎日寝不足でしんどい…』といったつぶやきがあふれていました。『今、がんばっているのは自分だけじゃないんだ』という実感がわいて、孤独感が消えていきました」

子育て中ならだれもがぶつかる壁や「あるある」を共有しながら、有益な情報交換もできる。ママアカはそんな場所になっているようですね。匿名なので過激な発言もみられますが、孤独な子育てに悩んでいるなら上手に活用してみるのも1つの方法です。

1人で頑張りすぎないで

2016年にNHKスペシャルが取り上げた「ママたちが非常事態? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~」は大きな反響を呼びました。「人間本来の子育ては共同養育。1人きりでの子育てをつらいと感じるのは自然なこと」という内容に、救われた人は多かったのではないでしょうか。ママたちを支援しようという地方自治体やNPO法人の活動も広がってきています。子育てで毎日がつらいと感じているなら、1人で悩まず周囲にサポートを求めましょう。

LIMO編集部