LIXILグループが一時+20%高の大爆騰! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2019年6月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、売買代金は2兆円割れの薄商いが続く

2019年6月26日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,086円(▲107円、▲0.5%) 続落
  • TOPIX 1,534.3(▲9.1、▲0.6%) 続落
  • 東証マザーズ株価指数 883.6(▲1.5、▲0.2%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:508、値下がり銘柄数:1,552、変わらず:77
  • 値上がり業種数:4、値下がり業種数:28、変わらず:1
  • 年初来高値更新銘柄数:24、年初来安値更新銘柄数:106

東証1部の出来高は9億3,501万株、売買代金は1兆6,814億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。今週末に大阪で開催されるG20を控え、様子見スタンスが緩和されることはありませんでした。売買代金は依然として2兆円を割り込む厳しい薄商いが続いています。

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そのような中、米国株の続落を受けて日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。前場の半ばに一時▲64円安まで押し返しましたが、逆に、後場の半ばには一時▲158円安まで下落する場面が見られました。結局、3桁の下落で続落となりましたが、終値で21,000円台は維持しています。

ちなみに、6月決算の配当落ちが約▲30円ほどと試算されるため、実質的には小幅下落の範囲内だったと見ていいでしょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となっています。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は連日で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は5,813万株、売買代金846億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は減っています。個人投資家の物色意欲が盛り上がらず、売買代金は連日で1,000億円を下回る薄商いとなっています。

また、株価指数も続落となり、再び900ポイント回復が遠のいた形です。今後の展開は引き続き個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

LIXILグループが+20%高に迫る大爆騰、花王と資生堂が揃って大幅下落

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)とソフトバンクグループ(9984)が下落し、ダイキン工業(6367)も大きく値を下げました。

また、ディフェンシブ銘柄にも売りが出て、花王(4452)と資生堂(4911)が揃って大幅安となり、リクルートホールディングス(6098)も冴えない値動きとなっています。

さらに、三菱地所(8802)など不動産株や、野村ホールディングス(8604)など証券株も引き続き売りが優勢となりました。なお、ゴーン容疑者の一連の問題を受けて、新たな経営体制が株主総会で承認された日産自動車(7201)は小幅下落と、大きな値動きは見られなかったようです。

一方、前日に行われた株主総会で前CEOである瀬戸氏の復帰が決定したLIXILグループ(5938)は一時+20%高に迫るほど値を飛ばし、終値も+16%高の大爆騰となりました。

また、5月連休明けから売られていたハイテク株の一角にも買い戻しが続き、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ローム(6963)、TDK(6762)、アルプスアルパイン(6770)などが大幅高となっています。

その他では、中国事業からの撤退と自社株買いを発表した高島屋(8233)が一時+6%高に迫る急騰となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、連日でストップ高となっていた中村超硬(6166)が急反落し、メルカリ(4385)も大幅安となりました。一方、そーせいグループ(4565)が年初来高値を更新し、モルフォ(3653)は連日の高値更新となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。