家族で今後のことについて話し合う機会をもつことが何よりも大切です。育児や介護は一人で行なうことではなく、家族みんなで対応する問題だと再認識することができるでしょう。

特に介護については、ある日突然必要になることがあります。「まだうちは大丈夫!」ではなく、早め早めに考えるようにしましょう。

具体的には、次のようなことを話し合うことをおすすめします。

・兄弟姉妹をはじめとした親戚内での役割確認
・介護の場合、在宅もしくは施設入居を希望か
・必要な費用のシミュレーション
・利用できる行政サポート
・民間サービス
・時短や在宅勤務など働き方

まとめ

将来のお金や負担のこと。家族の前で、改めて口に出すのは気が進まないなと思う人もいるかもしれません。でも、いざというときに慌てないように、やはり話し合いの機会を持つことが大切なのです。

そして、もしダブルケアを行なうようになった時にサポートを求めることができるよう、普段からの家族や職場、そして近所の方々とのコミュニケーションを大切に過ごしましょう。

華山 あずさ