息子のちびたくんを愛してやまないジョアンさん。それでも、親子で意見がぶつかることはたくさんあります。ちびたくんのためを想って言っているのに、当のちびたくんは、いっぱしの言葉で猛反論。子どもの言うこととは、頭の中ではわかっているつもりだけれど、本気で腹をたててしまうこともあります。
そして、怒りが収まれば、次にやってくるのは、なかなか自分の気持ちが伝わらないもどかしさからくる悲しみや寂しさ。「母は強し」とはいうものの、それはあくまで他の脅威から子どもを守るときの話。子ども自身に拒否や抵抗をされれば、それがとてもつらく、苦しく、心にのしかかってくることもあります。
「ああ、誰かにこの気持ちを聞いてもらえたら…」
でも、ママ友に急に電話できる関係の人は居ないし、身内も最近ついつい愚痴の電話ばかりで申し訳ない気がする。そこでジョアンさんが思いついたのが、自治体や民間のボランティアなど主催する育児相談ダイヤル。ここなら、私の悩みをじっくり聞いてくれるかも…。
が、皆、考えていることは同じなのか、どこにかけても話し中でつながらない。話し中を知らせるツーツーという音に、「誰か聞いて、誰か聞いて。」と、ジョアンさんの気持ちも追い詰められていきます。そして、最後にわらにもすがる思いでかけたのは、なんと命の恩人ダイヤル。…よかった、ここはつながった!
ああ、やっと誰かに話ができる…と、自分の悩みを打ち明けようとしたジョアンさんに、電話口に出た相手が言った言葉は…?
育児をしていて、悩みを相談する機会・場所はなかなか限られているかもしれません。でも現在はだいぶ電話相談できる窓口も増えました。自分の子育ての仕方や子どもとの関係で悩んでる方は、相談するということで心身の休憩になることもあるかもしれません。
はじめての育児は、何年たっても未経験の連続。考えすぎて負のループに陥ることもあるけれど、逆に他人の思わぬ言葉に、はっと我に返ることもあるのかもしれませんね。
【マンガ記事】天パリやん!?~元メンヘラの育児日記~
天然パーマのジョアンさんが息子のちびたくんの子育てをしながら経験した、リアルなママの体験記。テンパりながらも奮闘するジョアンさんの人間くさい一面に、思わず共感してしまう、笑いあり涙あり(?)の、ほのぼのストーリー。
これまでのお話
ジョアンリカ