5. 申請漏れで差がつく|給付金+平均年金から考える老後資金の現実

年金生活者支援給付金は、所得や世帯の課税状況など一定の要件を満たした年金受給者に対し、年金に上乗せして支給される制度です。

2026年度は給付基準額の引き上げが見込まれており、老齢年金生活者支援給付金は月額5620円(基準額)となる見通しです。

対象となるのは、老齢基礎年金の受給者だけでなく、障害基礎年金や遺族基礎年金の受給者も含まれます。ただし、受給にはそれぞれ所得要件などが設けられており、誰でも自動的に受け取れるわけではありません。

また、この給付金は申請しなければ支給されない点にも注意が必要です。すでに年金を受給している人、新たに65歳で年金を請求する人、繰上げ受給をしている人では手続きの流れが異なるため、自分が該当する方法を確認して早めに対応しておきましょう。

あわせて、公的年金の受給額には大きな個人差があります。平均額だけで判断せず、自身の年金額や給付対象の有無を確認しながら、利用できる制度を漏れなく押さえておくことが大切です。

参考資料

加藤 聖人