3. 実際にいくらもらえる?年金生活者支援給付金の支給額
年金生活者支援給付金は「老齢」「障害」「遺族」の3種類に分かれており、公的年金に上乗せされる形で支給されます。
ここでは、具体的な給付額について確認していきましょう。
3.1 2025年度の年金生活者支援給付金の支給額一覧
2025年度における年金生活者支援給付金の額は、2024年度から2.7%の引き上げとなりました。
- 老齢年金生活者支援給付基準額(月額):5450円
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級6813円・2級5450円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円
3.2 参考:2024年度の年金生活者支援給付金の支給額
- 老齢年金生活者支援給付基準額(月額):5310円
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級6638円・2級5310円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5310円
ただし、老齢年金生活者支援給付金は、誰もが一律で月額5450円を受け取れるわけではありません。
この基準額をもとに、個々の保険料納付済期間などに応じて実際の支給額が算出されます。
ここに挙げた金額はすべて月額であり、実際の支給時には2カ月分がまとめて公的年金の受取口座へ入金されます。
もし基準額通りに受給できるなら、1回の支給で約1万円、年間では約6万円が上乗せされる計算になります。
なお、「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2025年3月時点での平均給付月額は、老齢年金生活者支援給付金が4146円、障害年金生活者支援給付金が5727円、遺族年金生活者支援給付金が5228円という実績でした。
※2025年3月において認定されている平均給付金額です。
4. 申請しないともらえない?年金生活者支援給付金の請求手続き
この章では「年金生活者支援給付金の請求手続き」について解説します。
すでに公的年金を受け取っている方で、新たに給付金の支給対象となった場合には、日本年金機構から請求書を兼ねたお知らせが郵送されます。
4.1 すでに基礎年金を受給している場合の手続きの流れ
- 毎年9月の第1営業日以降、「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次郵送されます。
- 2025年1月以降に65歳になり、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が届いた方は、電子申請も可能です。
- 電子申請を利用しない場合は、はがきに必要事項を記入し、切手を貼って投函します。
なお、支給要件に該当するかどうかの確認が必要な方には、「年金生活者支援給付金請求書(A4型)」と「所得状況届」が送られてきます。
次に、年金そのものをこれから請求する方の手続きを見てみましょう。

