桜の季節を迎え、世の中が新しいスタートを切るこの時期。身の回りの整理とともに、改めて向き合いたいのが家計の「今」と「これから」です。

人生後半戦の資産について、かつては「築いた財産を次の世代へ引き継ぐこと」が、一つのスタンダードな考え方として定着していました。

しかし最近では、「自分たちのために使い切る」という選択も一般的になっています。とはいえ、どちらの道を選ぶにせよ、無視できないのが「家計収支のリアル」です。

現在の70歳代世帯では、年金だけでは月々数万円の赤字が出るケースも珍しくありません。理想の暮らしを最期まで自分らしく維持するには、「今いくらあるか」という数字以上に、それを「どう賢く切り崩していくか」というシビアな視点は不可欠です。

新年度の始まりに、自分たちの立ち位置を再確認するために。最新データから以下のポイントを紐解きます。

この記事で深掘りする「3つのリアル」

  • 遺産への本音: 「遺したい」派と「使い切り」派、イマドキの割合は?
  • 家計の赤字額: 統計から見える、70代世帯のリアルな不足分
  • 貯蓄額の分布: 隣の家はいくら持っている? 最新の資産状況

「なんとかなる」を「こうしていく」に変えるために。まずは現実の数字を知ることから始めてみませんか。